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コラム
2023.06.22
売買契約をする際に、諸々の手続きを不動産業者に仲介してもらいます。その時に支払うのが「仲介手数料」と呼ばれるものです。仲介手数料は金額が決まっているわけではなく、売買代金の3%+6万円に消費税を加算した金額までと上限で決まっています。したがって、売買代金が高くなればなるほど、この仲介手数料も高くなっていきます。
売却時に必要なこの「仲介手数料」は必ず支払う必要があるのでしょうか。結論から言うと、仲介手数料を支払わなくてもいいケースもあります。それは自分で買い手探しから契約まで行う場合です。不動産業者に仲介を依頼する必要がないので、その分仲介手数料を省くことが可能です。売却時にかかる諸経費を安く抑えることが可能ですが、実際には不動産売却をする際に自分ですべてを行うのはなかなか難しいです。煩雑な手続きや知識が必要となる為、時間もかかりますし、その分の知識も必要になってきます。その点、業者に仲介を依頼すれば、仲介手数料はかかりますが、その分買い手の募集や広告から売買契約までの手続きを代わりに行ってくれるので手間も時間もとられません。知合いなどが購入を希望しているなど、買い手のめぼしが付いている場合を除き、少しでも早く売却をしたいのであれば仲介業者に入ってもらうほうがスムーズに進む可能性が高いです。
仲介手数料を安くすることは結論として可能です。ですが、必ず安くなるわけではありません。最初に述べたように、仲介手数料で定められている金額の上限はあくまでも“上限”です。っしたがって、それより低い金額であればなんの問題もありません。交渉することによって、もしかしたら仲介手数料をいくらかまけてくれるところもあるかもしれません。売却の相談をする際に、仲介手数料を安くできるかということも一緒に聞いてみるといいでしょう。ただ、下げられたとしても、他の名目でその分を別途請求する悪徳な業者もごくまれにいるので要注意です。