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防音室について

防音室とは

防音室は、自宅で楽器の演奏を楽しみたい場合に必要不可欠なものですが、使用用途はそれだけに限ったものではありません。ホームシアターやパーティールーム、さらには子ども部屋として使用することもでき、楽器に親しまない方でも生活のいろいろな場面で活躍します。また、外からの騒音を防ぐことができるのも防音室の大きなメリットだと言えます。

近年では騒音に端を発するご近所トラブルも非常に多く発生しているため、防音室の重要性はますます高まっています。

防音室の用途

シアター

部屋を防音室にすることで、周囲に迷惑をかけることなく映画館のような臨場感をご自宅でも楽しめます。ただ大音量・大迫力でお気に入りの映画が楽しめるというだけではなく、美しい音が心地よく聞こえる音響環境を整えることができるので、映画音楽をより一層楽しむことができます。一方、リビングや書斎を防音室にすると、外部からの騒音がシャットアウトされ、静かで心地よい生活環境を実現することができます。

スタジオ

防音室をスタジオとして使えば、サイレンサーを使うことなく心行くまで楽器の演奏を楽しむことができます。防音室にはいろいろなバリエーションがありますので、部屋の大きさや音源の種類に合わせて防音室を設置することができます。楽器演奏だけではなく、オーディオルームやカラオケルームとしても使うことができ、防音室の活用用途は多岐にわたっています。

防音設備の種類

防音室にはいろいろなバリエーションがありますが、大きく分けると「定型タイプ」と「自由設計型タイプ」の2つのタイプに分けられます。

定型タイプ

「定型タイプ」は組み立て式の防音室で、部屋の中にさらに部屋を設置するイメージです。既成のパーツを室内で組み立てるだけなので大規模な工事が必要なく、解体も比較的簡単にできる点がメリットとして挙げられます。その半面、部屋の中に新たな部屋を設置することになるので、レイアウトに制限がある場合があります。

自由設計型タイプ

「自由設計型タイプ」は、文字通り一から設計して部屋を作り直す防音室です。レイアウトも部屋の形状やお客様の要望に合わせてある程度の自由度を持って設計することができるのが大きなメリットです。その半面、部屋自体が防音仕様に改造されているため、防音機能を取り外す際には大掛かりな工事が必要となります。

防音室とは

より手軽に設置できるのは「定型タイプ」の防音室、こだわりを持って自分好みの部屋を作りたいのなら「自由設計タイプ」の防音室がおすすめです。

お住まいの環境に合わせた遮音性能

防音室とは

防音室の遮音性能はDr等級という日本工業規格（J I S）で表され、数字が大きくなるほど遮音性能が高くなり、防音室の外部に音が伝わりにくいことを示しています。一方、防音室内の音の響き具合は平均吸音率という指標によって左右され、数字が大きいほど音の響きが小さく、数字が小さいほど音が良く響くことを示しています。

音には大きさ・高さ・音色の3つの要素があり、楽器によって音の特性が異なるので、最適な音の環境は音源によって違ってきます。ある楽器にとっては最適な音響環境でも、別のある楽器にとっては吸音しすぎて音が生きないということも珍しくありません。

ニーズに合わせて最適な音環境を自分で判断するのは難しいため、専門家に相談することをおすすめします。

信頼できる担当者がしっかりサポート

防音室は設置してから音漏れが判明してしまうと大きな問題になりますから、設置前から用途の目的をきっちり満たす性能があるかの確認を徹底する必要があります。また、防音室のある物件を購入する場合でも、中古物件を購入後、一室を防音室にリフォームする場合でも予算計画を立てるのが難しく、設置のために考えなければならないことは案外たくさんあります。

防音室の設置は、常にきめ細やかな対応を心がけている当社にご相談ください。用途や予算から最適なプランをご提案したり、減税を念頭に置いたアドバイスができるなど、担当者が最後までしっかりサポートいたします。お客様のご要望を何なりとお聞かせください。