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コラム
2023.02.13
相続した戸建て住宅を放置しておくのは危険です。将来的に使う予定がないのであれば、売却してしまうのがおすすめです。
そこで気になるのが、売却の手続きやどのくらいの費用が必要になるのかということ。予備知識を入れて適切に行動できるようにしておきましょう。
被相続人が亡くなって宙に浮いてしまった不動産を売却したいのであれば、まずは相続に関する手続きをしっかりと行う必要があります。
まず不動産を相続し、権利を手に入れることが第一です。相続人が自分一人であったり、遺言書によって戸建ての新たな持ち主が指定されているのであれば問題ありませんが、それ以外の場合は相続人全員が話し合いを行い、誰が不動産を相続するか決めなければなりません。この時誰か1人でも話し合いの内容に同意しないと、手続きは進められないのです。
話し合いが終わったら、全員が合意したことを証明する遺産分割協議書を作成、不動産の名義を被相続人から相続人に変更する相続登記を行います。
相続登記が終了すれば、売却が可能になります。不動産会社に依頼し、手続きを進めていきましょう。
相続登記は行わなくても罰則や罰金が科せられるわけではなく、いつまでに行わなければならないという期限もありません。しかし不動産の権利を確定させておくためにも必ず行っておきましょう。放置しておくと後になってトラブルになる可能性があるからです。
また、相続した不動産を売却する際は、相続が発生したときから一定期間の間に売却すると、所得税と住民税が安くなる特例を受けることができます。税金の面から考えても、やはり相続登記は早めに行うことが重要です。
一戸建て売却にかかる期間と費用は、一概に言えません。家の大きさや売りに出す時期によっても変わってくるからです。
不動産会社に買手を探してもらう場合、一般的には3か月から半年ほどの期間が必要だと言われています。一年近くかかってしまうことも珍しくはないので、早めに行動することが大切です。とにかく早くお金に換えたいという場合は、不動産会社に買い取ってもらう方法も視野に入れておきましょう。
一戸建て売却では、仲介手数料を不動産会社に支払う必要があります。大きなお金が動くだけに仲介手数料も高額になりがちなので、思わぬ出費に慌てないよう準備しておく必要があります。また、耐震診断費用などを負担する場合はそのためのお金も必要です。
一戸建てを売りたいのであれば、まずは相続人同士が話し合って誰が家を相続するのか決めなければなりません。売却にはある程度の期間と費用が必要になります。不動産会社の説明をよく聞いて、分からないところは相談し準備しておきましょう。