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コラム
2022.10.03
不動産を売却するとき、なぜ売却するのか尋ねられることはよくあります。その理由は十人十色ですが、その内容によっては売却の可否に影響する場合もあるので注意が必要です。今回は売却理由を尋ねられた時の答え方の参考となるように、いくつかのシチュエーションと売却理由として多い例を挙げてご紹介していきます。
不動産売却について理由を述べることが必要になるのは、その不動産を購入しようと考えている人から聞かれることが多いです。なぜその不動産を売りたいのか、購入するのにデメリットがないかを気にします。この場合は素直な売却理由を伝えることが無難です。正直に本当のことを言っているのですから、トラブルが生まれる可能性が減ります。そもそも売却するということは、それなりの理由があると考えられるので、曖昧にせずしっかりとした理由を用意しておきましょう。
不動産売却の理由としてダントツに多いのが、より良い住まいに住み替えのためという理由です。不動産を買った当時とは世帯人数や通勤方法など状況が変わったため、よりいい地域や環境を求めて住み替えたいという場合が多いのかもしれません。それ以外の理由で挙げられるのは、会社で使う資金が必要となったからや、株と同じような感覚で今が売り時だと思ったからなどが多く聞かれます。続いて転勤のために売却したいという理由があります。その他にも離婚や同居人の変化などがありますが、割合としては少ないです。マイナスな理由で売却するよりも、ポジティブな理由で売却をしたいと考えている人の方が多いです。
不動産売却で良くないのは嘘をつくことです。不動産売却は大きな金額が動くので、もし嘘が発覚してしまうと買主とのトラブルを生む可能性があります。また、ネガティブな理由でも正直に言うのは仕方がないですが、出来る限り前向きな言い回しをするといいでしょう。例えば理由が離婚であっても、離婚で仕方なく売却するが、本当は手放したくないくらいに良物件という風に言えば嘘にはなりません。このように同じ売却理由でも言い方を変えれば印象が変わるので、理由を答える時にはネガティブな事実を隠すのではなく、オブラートに包むように前向きなことを付け加えるといいかもしれません。
売却理由はほとんどの買主候補から聞かれるので、事前に答えを用意しておくことが重要です。理由次第では売却価格にも影響がでることもあるので、慎重に考えることがポイントです。