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コラム
2021.12.06
不動産を任意売却したにもかかわらず、ローンの支払いが残ってしまう(残債)場合があります。残債がある場合どうしたらいいのか、これから売却をご検討中の方は是非参考にしてください。
ローンなどを組んだあと、まだ支払いの終わっていない債務のことを残債といいます。ローンを組んだ不動産を任意売却をしたときに、売った価格よりもローンの支払額が大きいとき、残債が発生します。売却をしたからといって残債も一緒になくなることはありません。理想はローンの残債よりも高い金額で売れることですが、そうはならない場合もあります。売却する際の市場価値が買ったときの価格よりも上回る確率はそんなに高くありません。
不動産の任意売却後の残債は、当然に、なくなるまでの支払い義務があります。一括で残債を支払うことが可能であればいいですが、あまりにも額が大きい場合は分割での支払いも可能です。そもそも任意売却は金銭的に余裕が無いときに行う方法なので、分割返済するほうが多いです。また自己破産という方法もありますが、これは最終手段です。なぜなら、自己破産をしてしまえば残債は消えますが、破産した記録は信用情報リストに載る、つまりブラックリスト入りとなってしまします。その後何かでローンを組みたくても、そのことで難しくなるのが実情です。それを加味したうえで、現実的に支払う方向で検討することが重要です。
残債の清算方法はいくつかありますが、債権者と相談しながら確実に返済していくことが必要です。生活が危うくなるほどの無理な返済ではあってはなりません。債権者も途中で支払いが滞るよりも、少しづつでも確実に返済してもらえるほうが納得してくれる場合もあります。
任意売却により残ったローンの残債は、必ず返さなければなりません。売却できたから終わりというわけではないのです。無理のない返済期間の計画を立てて、生活を維持しながら返済できる方法を考えていきましょう。自己破産をして残債をすることは簡単なように思えますが、その後に続くリスクが相当に高いといえます。可能な限り、着実に返済できる方法を相談機関を利用しながら模索しましょう。
最後に、現在任意売却をご検討中の方で残債が心配な方もたくさんいらっしゃるかと思います。当社ではそういった悩みや質問にも真摯に丁寧に対応致しますので、是非一度お気軽にお問合せください!