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コラム
2020.08.13
離婚の際によく問題になるのが住宅ローンの返済です。
離婚後の夫婦は別々の人生を歩みます。
同居していた夫婦も、夫婦双方が家を出たり、夫婦の片方が家を出て行ったりします。
住宅ローンは離婚の話が出て「家をどうするか」「どちらが家を出て行くか」「あるいはどちらも家を出て、家を処分するか」などの家の扱いを決める時点で大きな問題として立ちはだかるのです。
離婚のときに住宅ローンの何が問題になるのでしょう。
また、離婚の際の住宅ローン問題解決策にはどのような方法があるのでしょう。
離婚後に住まない家の住宅ローンを支払い必要があるか等、基本的な知識も含めて解説します。
離婚を決めた夫婦や現状で離婚を検討している夫婦は、住んでいる家の住宅ローンについて知っておく必要があります。
なぜなら、離婚のときに住宅ローンがネックになることが少なくないからです。
離婚や親権、養育費などはスムーズに決まっても、住宅ローンをどうするかが決まらない。
このようなことが実際にあるからです。
離婚を決めた夫婦や離婚を検討している夫婦が知っておきたい「離婚のときになぜ住宅ローンが問題になるのか」を3つのポイントで見てみましょう。
お金を借りた以上、返済しなければいけません。
離婚は夫婦の問題なので、お金の貸し手である金融機関には関係ありません。
離婚によって住宅ローンの支払いが不要になるなら、世の夫婦は住宅ローンの組んだ後に一度離婚するかもしれません。
住宅ローン残債があれば、離婚後も返済義務は残ります。
金銭的な負担があると同時に、離婚前の債務を引きずるという精神的な負担もあるのです。
家に住まなくても、住宅ローンの返済は当然ながら必要になります。
離婚後は夫婦の片方が家を出るケースがあります。
よくあるのが、夫婦の片方が子供と共に家に住み、もう片方が出て行くというケースです。
家をどちらが出て行くかで喧嘩になることもあります。
これも住宅関係のトラブルではないでしょうか。
慰謝料の代わりに出て行った元配偶者が住宅ローンを払うというケースもよくあるのですが、出て行った方は自分の家ではありませんから、返済を滞納することがあります。
離婚するときは支払うといっていても、現実は支払われなかったというケースもあるのです。
通常の不動産売却は家に住宅ローンが残っているとできません。
住宅ローンを一括返済すれば離婚のタイミングでも通常の不動産売却ができますが、住宅ローンは借入額が大きいため、それだけの資力を持つ夫婦はなかなかいないのです。
家を売却したいのに住宅ローンのせいでできない。
離婚後に家というお荷物が残ってしまい、さらに住宅ローン返済まで残ってしまうことがあるのです。
離婚のときの住宅ローンの解決策としては「任意売却」という方法があります。
任意売却は、金融機関と相談のうえで家を売却し、家の売却金で住宅ローンを清算する方法です。
住宅ローンが残っていると通常の不動産売却はできませんが、任意売却を使うことはできます。
離婚のときに離婚話がスムーズに決まっても、住宅ローンや家の問題で困ることがあります。
離婚しても住宅ローンの支払い義務が残るなど、問題になる要素を秘めているからです。
離婚の際は住宅ローンや家の扱いをどうするか考え、早めに任意売却などで対処することが重要です。
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